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玉藻公園の桜御門とのコラボも 職人×アーティスト「讃岐リミックス2」11月に開催 香川

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 香川県の伝統工芸や地場産業を担う職人と、アーティストがコラボして新たな価値を生み出す「讃岐リミックス」プロジェクト。2022年11月に行われる2回目の企画が発表されました。

 高松市のデザイン会社、「人生は上々だ」と旅行会社のJTB、高松市が主催する「讃岐リミックス」。2022年1月に開かれた1回目の展示会では、高松市特産の庵治石を使った砂時計型のスツールや、素材の竹を生かしたスタイリッシュな丸亀うちわなどが誕生しました。

 2回目となる今回は、桶樽やさぬきうどんなど香川の職人と、プロダクトデザイナーら5組がコラボ作品を生み出します。

(讃岐リミックス クリエイティブ・ディレクター/村上モリローさん)
「人が集まるだけじゃなくて考え方が集まるとか、志、技術が集まっていくという意味合いを込めて『集まる』というテーマにさせていただいています」

 香川の伝統工芸、保多織のファッションデザイナーと藍染の職人がコラボして作るのは、世界各地で盆栽パフォーマンスを行っている平尾成志さんのステージ衣装。

 2022年1月の讃岐リミックスの展示会場で出会い、意気投合したのがきっかけです。

(藍染職人/堀尾早敏さん)
「打ち合わせでどんな感じのが来るんだろうと、常にわくわくとどきどきしながら」

(保多織ファッションデザイナー/西川潤さん)
「保多織自体が、通気性と吸水性に優れてる織物なので、パフォーマンスとか汗かいたり動いたりする方が着るのに適しているんじゃないかなと作りながら思っています」

(記者リポート)
「今回コラボレーションするものの一つがこちら。77年ぶりに復元された玉藻公園の桜御門です」

 高松空襲で焼失し、2022年7月に復元が完了した桜御門では、映像投影「プロジェクションマッピング」が行われます。

(ナイトコンテンツディレクター[福岡市]/下田栄一さん)
「伝統的な門に対して、現代の僕らが使う光のテクノロジーみたいなところを掛け合わせて、復興(復元)の喜びの舞を表現したい」

(讃岐リミックス クリエイティブ・ディレクター/村上モリローさん)
「桜御門も職人の方々が作ってますし、文化を守ってきてるということも、もっともっと知っていただきたいと思って、範囲を広げております」

 完成したコラボ作品の展示販売やパフォーマンスなどは、11月3日から6日まで高松市の玉藻公園で行われます。

 香川のソウルフード、讃岐うどんの職人は、動物由来の食品を使わない「ヴィーガンレストラン」のシェフと新たなうどんを開発し、会場で提供されます。

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