9月の台風で岡山県玉野市にある瀬戸内国際芸術祭の作品が壊れました。実行委員会は修復を断念し、作品を撤去することになりました。
壊れたのは瀬戸内国際芸術祭・夏会期から玉野市の宇野港エリアに展示されていた「本州から見た四国」です。ステンレスの支柱の上に四国をかたどったモニュメントがありました。
台風14号が接近した9月19日の午前8時ごろ、近くに住む人がモニュメントが落ちて壊れているのを見つけました。この日の玉野市の最大瞬間風速は25mで、強風の影響で壊れたとみられます。
瀬戸芸の実行委員会は11月6日まで開かれている秋会期中には修復できないとして、再び設置することを断念しました。残っている支柱も撤去する予定です。