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香川・小豆島の「寒霞渓」で紅葉進む 3日には3年ぶりにお茶会も開催

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 秋が深まる中、香川県小豆島町の寒霞渓でも紅葉が進んでいます。

 日本三大渓谷美のひとつとも評される小豆島の「寒霞渓」。約1300万年前の火山活動でできた地形の中で、モミジやイワシデなどが色付いています。

 ふもとはまだ緑色ですが、標高600mほどにあるロープウェイの山頂駅付近では、色付いた葉が目立ち始めていました。

 寒霞渓ロープウェイを運営する小豆島総合開発によると2022年は、朝晩と日中の気温差が大きく例年より数日早く紅葉が進んでいるということです。

 見頃は11月中旬だとみられています。

(訪れた人は―)
「だいぶ色が変わってきましたね。あと1週間、10日くらいかな、ちょっと早いですね。でも久しぶりに来たら気持ち良いですね」
「絶景ですし、きれいです」

 展望台の近くには今回の瀬戸内国際芸術祭の作品もあります。直径約4mの大きな球体が、辺りの自然に溶け込むように展示されています。

(野口真菜リポート)
「階段を登ると、包まれるような感覚に。額縁のように空間が空いていて、少し色付いた様子をのぞくことができます」

 丸い形のたくさんの鉄が組み合わさっていて、紅葉の最盛期には、鉄の風合いと鮮やかな紅葉の融合が楽しめそうです。

 11月3日は山頂駅横の展望デッキで、抹茶などがふるまわれるイベント「寒霞渓もみじ茶会」が3年ぶりに行われます。

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