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三菱自動車 水島製作所で軽商用EVの生産再開 24日から一般販売 カーボンニュートラルで需要増 岡山

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 最近、「カーボンニュートラル」という言葉をよく聞くようになりました。「温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」ことで、政府は2050年までに達成することを目指しています。三菱自動車ではこうした動きを受けて、いったん生産を打ち切っていた電気自動車の販売を再開します。

 販売が再開されるのは国内で唯一の軽の商用電気自動車「ミニキャブ・ミーブ」です。1回の充電で約130kmの距離を走れます。国の補助金を活用すれば1台200万円程度で購入できます。

 三菱自動車は2011年12月に「ミニキャブ・ミーブ」の販売を始めました。10年間の販売台数は約9300台と目標を下回り、2021年3月末に販売を終了していました。しかしその後、全国的に「カーボンニュートラル」に取り組む企業や団体が増えてきました。

 そうした中、三菱自動車では物流企業や自治体などを中心に軽の商用電気自動車への需要が高まっているとして10月21日、倉敷市の水島製作所で生産を再開しました。

(三菱自動車 水島製作所/浜崎憲 所長)
「非常にうれしい。この車がまたお客様の目に触れて喜んでいただけるのではないかと非常にうれしく思って期待しています」

 「ミニキャブ・ミーブ」の一般販売は11月24日からで、10月末までにすでに300台を受注しているということです。販売目標は月間400台だということです。

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