岡山県久米南町の特産「ユズ」を使った食べ物などを集めた催しが、岡山市のデパートで始まりました。
「道の駅くめなん ゆずソフト」は、ユズの果汁を使ったソフトクリームです。普段は「道の駅くめなん」で販売されていて、一口食べるだけでユズの香りが広がります。
岡山市の天満屋岡山店で9日に始まった「ゆずの街 久米南フェア」。久米南町産のユズやユズを使った加工品など約60種類の商品が並んでいます。
サラダのドレッシングや寒い時期の鍋で使える「柚子のポン酢」もあります。ユズを使った米粉パンは、もちもちとした食感で爽やかなユズの風味がアクセントになっています。
久米南町によると、町内では約70戸の農家がユズを育てています。2021年度の収穫量は78tほどで、岡山県全体の半分以上を占めています。
(久米南町 産業振興課/中村英之さん)
「ユズの香りや味を商品から楽しんでいただけたら、多くの人に久米南町のユズの良さを知ってもらえたらと思います」
「ゆずの街・久米南フェア」は天満屋岡山店の地下1階で11日まで開かれています。