岡山市のデパートが、使用済みの消防服で作ったバッグなどの商品を数量限定で販売しています。
片方のポケットのフラップが2つに分かれているのは、無線のアンテナを出すためです。
岡山市の天満屋岡山店で販売が始まったのは、すべて消防士が着用し廃棄される予定だった消防服をリメイクしたバッグなどです。
これらの商品は障害者の雇用の促進や安定を図るために設立され、日用雑貨の企画・製造などをする「天満屋ハートネット」が高梁市消防本部から消防服の提供を受け作られました。
バッグは消防服ならではのデザインや装備を生かしています。
例えば、ポケットの底の穴。消火活動の現場では水がかかることが多いため、ポケットの底には水抜きがついています。
消防服の燃えにくさや撥水性耐久性が生かされたこれらの商品は、天満屋岡山店と天満屋高梁ショップで合わせて30点が販売されますが、すでに約半分が売れたということです。