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備中松山城で毎年恒例のすす払い 猫城主「さんじゅーろー」もご満悦 岡山・高梁市

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 雲海に浮かぶ「天空の城」として知られる岡山県高梁市の備中松山城で、毎年恒例のすす払いが行われました。

 標高430mにある備中松山城は天守が残る唯一の山城として知られ、天守は国の重要文化財です。すす払いは毎年この時期に屋根瓦の点検もかねて行われます。

 15日は小雪が舞うなか、作業員5人が命綱をつけて高さ10mほどの屋根にあがり、積もった落ち葉などを払い落したり、軒下の蜘蛛の巣を取り除きました。

 備中松山城の猫城主として人気のさんじゅーろーもご満悦の様子で、新年を迎える作業を見守っていました。

(高梁市教育委員会/三浦孝章 係長)
「掃除ができまして、新年を迎える準備ができましたので、また、きれいになった松山城をぜひ見に来ていただければと思っております」

 備中松山城には行動制限の緩和などにより2022年度、前の年より1万5000人以上多い約4万9000人が訪れています。本丸への入城は12月28日までで新年は4日から入城できます。

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