今後30年以内に70~80%の確率で起きるとされる南海トラフ地震に備え、香川県が災害対策本部を運営する訓練をしました。
訓練は、前日に香川県で最大震度6弱の地震が起こった想定で行われました。
今回は地震発生12時間後の対応について、香川県や5市3町、警察などが参加し、オンラインで各自治体が被害や対応状況を報告しました。
(観音寺市/佐伯明浩 市長)
「がけ崩れが発生し、県道9号が通行できないほか、住民2名が巻き込まれている模様であり、現在自衛隊の支援を受けて捜索中であります」
報告を受けて対策本部では、各市町の被害状況をまとめて、人員や物資の派遣といった対策を立てる流れなども確認しました。
(香川県危機管理課 防災指導監/松村朝生さん)
「被災市町と県との連携、これが極めて重要。最大限機能が発揮できるように、こういう訓練を継続してやっていきたい」