地震や豪雨などの大規模な災害で高速道路が被害を受けた際にいち早く復旧するための訓練が高松市で行われました。
ネクスコ西日本のグループ会社が行った訓練には、関西、中四国、九州から約170人が参加しました。
台風による豪雨の中、高知県で震度6強の地震が発生し、ETCなど高速道路の複数の機材が故障したという想定です。
参加者は、閉鎖されたETCの復旧や倒壊した非常用電話に替わる「仮設電話」の設置など、復旧作業の手順を確認しました。また、被害状況を共有するための衛星通信を接続する訓練なども行いました。
今後も定期的な訓練でグループ会社の連携を強化する方針です。
(西日本高速道路ファシリティーズ/早川美智治 四国支店長)
「復旧訓練を日々行っていますので、その積み重なりが今回の合同復旧訓練につながっていると思っている」