岡山県は、新型コロナの感染者数減少や病床使用率の改善を踏まえ、9日付けで「医療ひっ迫警報」を解除しました。
(岡山県/伊原木隆太 知事)
「ピークは過ぎたと判断し、この度警報を解除することといたしました」
岡山県は、新型コロナの感染拡大にともない、2022年12月20日に「医療ひっ迫警報」を出しましたが、新規感染者の数が減っていることなどから9日付けで解除しました。
県によりますと、1月10日のピーク時には72.8%だった病床使用率が、8日時点で35.3%になっています。合わせて感染状況を示すレベルを、4段階のうち2番目に高い「レベル3」から「レベル2」に引き下げました。
一方で、伊原木知事は、重症化のリスクが低いとされる若い世代も、感染すると後遺症などの懸念があるとして、引き続きの感染対策やオミクロン株対応ワクチンの接種を呼び掛けました。