マスクとともに過ごした3年間でした。岡山市や倉敷市などの公立中学校で卒業式が行われました。
岡山市の岡山中央中学校では151人が卒業しました。
岡山市教育委員会では文部科学省の方針を受けて、卒業式では卒業生や教員は基本はマスクなし、ただし個人の判断でマスクを着用することもできるとしています。
岡山中央中学校では卒業生の多くがマスクをして式に臨んでいました。
(岡山中央中学校/岡林敏隆 校長)
「さまざまな壁が皆さんの前に立ちはだかってまいります。岡山中央中学校で身に付けたさまざまな力、大いに発揮していただいて、この壁を乗り越えるべく、挑戦を繰り返してください」
(岡山中央中学校 卒業生代表/藤原有望さん)
「思い通りにならないことが多い中学校生活でしたが、それでも学校に来たいと思えたのは、いつも笑顔で精一杯過ごしていた仲間たちがいたからだと思っています」
2022年度の卒業生は、入学してすぐに学校が臨時休校になるなど、新型コロナウイルスの感染拡大でさまざまな制限を受けてきました。
卒業式で声を出して校歌を歌うのは4年ぶりです。
岡山県では13日、岡山市や倉敷市など91の公立中学校で卒業式が行われました。
(岡山中央中学校を卒業/藤原有望さん)
「寂しいなという気持ちはあるんですが、新型コロナがだんだん収まっていって、行事とかできることが増えていくと思うので、それはすごく楽しみだと思っています」