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産廃処理事業が完了した豊島の「再生」を掲げ…土庄町議選で元県議が当選 香川

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 23日、香川県の7つの市と町の議会議員選挙が行われました。土庄町議選では、3月、産廃の処理事業を終えた豊島の「再生」を掲げた元香川県議の男性が当選しました。

 定数12に対し、13人が立候補した土庄町議選。廃棄物対策豊島住民会議のメンバーで、香川県議を1999年から2期務めた石井亨さん(63)は、町内を選挙カーできめ細かく回っていました。

(土庄町議選に立候補した元香川県議/石井亨さん)
「力を合わせるのか、衰退してゆくのか、小さな声が本当に届けにくくなりました」

 国内最大規模の産廃が不法投棄された豊島では、県が進めていた処理事業が3月完了し、今後は「島の再生」が課題になります。

 豊島からは多い時で2人の町議を出していましたが、今は1人もおらず、石井さんは18日の告示日直前に立候補を決めました。

(土庄町議選に立候補した元香川県議/石井亨さん)
「産廃の問題はたまたま(島に)降りかかった問題。そこでいろんなことを考え、学ぶ機会をいただいたから、うちの島がどう変わったのか宿題として残っている、それがこれからの仕事になる」

 投開票の結果、石井さんは579票を獲得し、13人中6位。24日、当選証書を受け取りました。

(土庄町議に初当選/石井亨さん)
「町内広いですから、どれだけのことができるか精一杯やらせていただきたい」

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