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高松市長に5選の大西秀人さん 一夜明け意気込み「批判票は肝に銘じる」

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 23日に投開票が行われた高松市長選挙で5回目の当選を果たした大西秀人さん。新人候補に4割近い得票を許したことを受け、一夜明けた24日朝、「批判票を肝に銘じたい」と語りました。

 高松市長選は現職の大西秀人さん(63)が、新人で自動車販売会社社長の灘波博司さん(63)との一騎打ちを制しました。

 大西さんは2007年の初当選から5回の市長選のうち3回は無投票で、今回は8年ぶりの選挙戦でした。

(高松市長に5選/大西秀人さん)
「本格的な選挙戦は初めてと言っていい戦いでございました。いろいろ不安な部分手探りの部分がございました」
「かなり接戦にはなっていると思っていましたので、一生懸命やりましたけど」

 自民党、公明党、連合香川の推薦を受けた大西さんに対し、新人の灘波さんは「多選」への批判や政策実行のスピードアップなどを掲げ、草の根の選挙戦を展開しました。

(敗戦の弁を述べる/灘波博司さん)
「プロセスとしてはほぼ全てやりきった感はありましたけれども、残念ながら力足らずということになりました」

高松市長選 開票結果(投票率 42.26%)
当 大西秀人氏 9万485票
  灘波博司氏 5万2798票

 投票率が8年前の前回を5ポイント以上下回ったこともありますが、大西さんの得票数は前回よりも4万あまり少なく、灘波さんに4割近い得票を許しました。

 当選から一夜明け、大西さんが改めて取材に応じました。

(高松市長に5選/大西秀人さん)
Q.相手に5万票を獲得されたことについて
「批判票がきちっとあるよということは常に肝に銘じる形で、事業をより的確に見直しをしながらやっていきたい」

 今後は「少子化対策が喫緊の課題」とした上で、選挙で訴えた街づくりにも取り組む考えを強調しました。

(高松市長に5選/大西秀人さん)
「今の街づくりの方向性は間違ってはいないと思っています。それを時代に合わせた形で少しづつ見直しをしながらよりいいものにしていきたい」

 大西さんの5期目の任期は5月2日からです。

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