職場での熱中症を防ぐためのセミナーが高松市で開かれました。
香川労働局などが開いたもので、企業の安全管理の担当者ら13人が参加しました。
最初に香川労働局から熱中症の労働災害の事例が報告されました。
香川県では、熱中症が原因で4日以上休んだ人が、2018年と2019年の13人をピークに減少傾向でしたが、2022年は10人と前の年より5人増えました。また、過去6年間に3人が熱中症で死亡しているということです。
研修会では高松市消防局救急係の福家脩平さんが講演し、従業員同士でできるだけ声を掛け合い、お互いの体調の変化に気を配ることが大切だと訴えました。
(香川労働局/池田真也 衛生専門官)
「自分でちょっとでもおかしいなと思ったら、ちゅうちょなく(周りに)申し出ていただくのが重要かと思います」