岡山労働局の局長らが19日、建設が進む岡山市役所の新庁舎を訪れ、義務化された熱中症対策などを確認しました。
岡山労働局の森實久美子局長や岡山市の職員ら約20人が建設中の新庁舎を訪れ、熱中症対策や転落防止対策を見て回りました。
法令が改正され、6月1日から熱中症対策が事業者に義務付けられました。
工事の責任者は森實局長らに暑さ指数を示すボードやミストシャワーを各所に設置していることを説明しました。
現場には作業員の顔をAIで分析し熱中症のリスクを判別する装置や、17℃に設定された「クーリングハウス」も導入されています。
(岡山労働局/森實久美子 局長)
「今回の省令改正の内容を踏まえた取り組みをやっていただいていたと思う。何かあったら無理はせずに熱中症の発症が1人でも少なくなるようにお願いしたい」
新庁舎は2026年5月に完成予定で、現在、17階建ての最上階まで骨組みができあがっています。