7月10日の夏の高校野球・香川大会ではプロ注目のピッチャーも登場しました。
多度津のエース・高橋快秀。2023年春の香川大会で146キロをマークし、一気にプロの注目を集める選手になりました。
(多度津/高橋快秀 投手)
「ドラフトで名前呼ばれるように。この夏、勝負やと思うんで。ここまで来たからにはやるしかないんで、この夏頑張りたいと思います」
次のステージも見据える初戦のマウンド。序盤は緩急で相手を翻弄し、スタンドで見守るスカウト陣にもアピールします。
しかし4回、1アウト3塁のピンチからスクイズで先制を許します。
多度津打線は坂出工の先発・佐達の前に6回までわずか1安打に抑えられます。それでも7回、先頭の高橋幸来がスリーベースヒットを放つと、続く代打・塩田が犠牲フライを放ち1-1の同点に追いつきます。
さらに8回には2アウト2塁から、内野安打の間に2塁ランナーの大西が一気にホームイン。勝ち越しに成功します。
多度津のエース・髙橋快秀は、5回以降は坂出工に得点を許さず完投。大会注目の投手が初戦を突破です。
【多度津 2-1 坂出工】
(多度津/高橋快秀 投手)
「まずは仲間にありがとうって伝えたい。ゼロで抑えることを目指して頑張っていきたい」