幼い頃から「天才サッカー少年」として注目を集めた倉敷市出身の石井久継選手(18)。12日、岡山で行われた天皇杯3回戦でJ1・湘南の一員としてプロ初ゴールを決めました!
7月に18歳になったJ1・湘南ベルマーレの石井久継。小学生の頃から全国大会で得点王に輝くなど成績を残し、「天才サッカー少年」として注目を集めました。
石井は小学校卒業と同時に岡山を離れ、湘南の下部組織に入団。
高校3年生になった今シーズンはJ1デビューを果たし、19歳以下日本代表でも主力として活躍しています。
天皇杯3回戦、湘南ベルマーレVSファジアーノ岡山。J1湘南の選手として初めて岡山の地に戻った石井の活躍を見ようと、スタジアムには家族や恩師、友人らが駆け付けました。
(小学生時代に指導 福山ローザス・セレソン/栗原真行 代表)
「(生で見るのは)久しぶりですね。得点を取ることが彼の仕事かなと思っていますので、できれば得点シーンを生の目で見ることができたら目に焼き付けて帰りたい」
石井はベンチスタートです。
前半22分、ファジアーノは川谷がミドルシュート! J1相手に攻め込みますが、得点とはなりません。
その後、湘南1点リードで迎えた後半33分。ついに石井が、岡山のピッチに入ります。
すると、後半43分でした。右サイドからのクロスに、ダイレクト!
鋭い動き出しでファジアーノの守備陣をかいくぐった石井。うれしいプロ初ゴールを地元・岡山で決めてみせます!
石井の活躍もあり、湘南が2対0で勝利!ファジアーノは3回戦敗退となりました。
(倉敷市出身/石井久継 選手)
「ずっと前から岡山戦が決まってから(ゴールを)決めたかった。中学から神奈川に来て、それでも岡山の地元の方たちが声を掛けてくれるのはすごくうれしいですし、僕も(岡山を)すごく気にしていますし、勝利だったり、結果でもっと見せていきたい」