7月、香川県三豊市のJR予讃線のレールがゆがんだのは暑さとレールの下に隙間があったことが原因だったことが分かりました。
25日の定例会見でJR四国の西牧世博社長が明らかにしました。
7月16日午後、三豊市の予讃線の「立瀬西踏切」付近で長さ10mほどのレールが最大で、左右に8cmゆがんでいることがわかり、約半日、周辺の区間が運休しました。
JR四国によりますとこの付近では2023年5月に、レールの下に振動や騒音の防止のために敷いている砕石を取り替えましたが、レールを支える砕石との間に隙間ができて、レールが十分に固定されていなかったため、気温の上昇でレールが、膨張したということです。
その後、四国内の90カ所で緊急点検を行い、3カ所で砕石の入れ替えなどを行っています。
(JR四国/西牧世博 社長)
「(心配な場所は)固定点として捉えて作業員・従業員をつけたいと考えています」