JR四国は、2022年度取り組んだ主な施策の検証結果を発表しました。13の施策のうち「鉄道収入の確保」など9つで目標を達成しました。
JR四国は国土交通省の指導を受けて、2025年度までの中期経営計画を立て経営の改善に取り組んでいます。
2022年度は新型コロナ禍前の8割ほどにあたる177億円の鉄道収入があり目標を8億円上回りました。
また、スマートフォンで切符を買える「チケットアプリの稼働」や「高松駅ビル建設の推進」など合わせて9つの施策で目標を達成しました。
一方、「ホテル事業の売り上げ」や「観光振興事業」など4つの施策では、目標を達成できませんでした。
2023年度は「鉄道収入の確保」や「連結売上高の確保」など9つの主な施策に取り組みます。
鉄道収入は、運賃の値上げやインバウンドの回復によって2022年度を2割ほど上回る212億円を目標としています。