香川県の高校生が瀬戸内の島々について学び、魅力や気付きを発信するプロジェクトが始まりました。
(野口真菜リポート)
「高校生たちは、実際に島を訪れて、島にどんな特色や歴史、課題があるのかを全身で学びます」
地元の高校生が島に行ける機会を作り、地域活性化を考えるきっかけにしてもらおうと、香川県教育委員会が開いているものです。
26日は県内の高校生約40人が、瀬戸内国際芸術祭総合ディレクターの北川フラムさんらから話を聞きました。
(瀬戸内国際芸術祭 総合ディレクター/北川フラムさん)
「(瀬戸芸の狙いについて―)狙いはアート・建築をやればいいという話ではなくて、この地域に生きてきた生活をことほぐ、ここで頑張って生きてきたご先祖さまをすごいなと思うこと」
高校生たちは今後グループに分かれて男木島や本島など5つの島で学び、8月24日には学んだことをまとめ発表する予定です。
(高校生は―)
「美術だけじゃなくて地域の人たちの生活とかを取り入れたという話がすごく印象に残りました」
「去年瀬戸芸あって行きたかったんですけど行く機会がなかったので、豊島のフィールドワークが一番楽しみです」