岡山県が県産デニムの普及につなげようと、東京でファッションを学ぶ学生らを招いてデニムの生産工程について伝えました。
(岡山県工業技術センター/國藤勝士さん)
「ロープ染色をやっていきます」
束ねた糸がインディゴ染料で染められ空気に触れると、酸化してブルーになります。これを繰り返すと色が次第に深くなります。
岡山県が特産品のデニムの魅力を伝えようと企画した研修です。
(岡山県工業技術センター/國藤勝士さん)
「岡山のデニムを知ってもらって新しい作品作りに」
岡山市の岡山県工業技術センターにファッション専門校、「エスモードジャポン東京校」の学生ら約20人を招き、担当者がデニムの生産工程や加工について説明しました。
その後、学生らはやすりを使ってデニムに模様や文字を描くダメージ加工などを体験しました。
(参加した学生は―)
「加工の仕方とかどういうふうにできるのかというところ(を学びたい)」
「どこでもデニムがきれいに染められる訳じゃなくて岡山が残している伝統。すごく貴重な体験」
学生らは8月3日、倉敷市と井原市のデニム関連企業を訪問し縫製作業などを体験します。