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「この島を残していきたい」歌手・沢知恵さんが国立ハンセン病療養所でコンサート 香川

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 26日、高松市の大島にある国立ハンセン病療養所「大島青松園」で歌手の沢知恵さんによるコンサートが開かれました。

 2001年から大島青松園でコンサートを開いている岡山市在住の歌手・沢知恵さん。 新型コロナの影響で、2022年の観客は入所者だけでしたが、2023年は4年ぶりに島の外から50人を招待しました。

 沢さんはこの日、サックス奏者の中村哲さんとともに13曲を披露しました。

 演奏曲の一つ「胸の泉に」は、詩人として数々の作品を残した入所者、塔和子さんの詩に沢さんが曲を付けたものです。

 また92歳の入所者、東條高さんは力強い歌声を披露しました。

 かつて沢さんのコンサートで一緒に歌った亡き妻、康江さんに捧げる歌です。

 大島青松園の入所者は現在37人、平均年齢は約87歳です。高齢化が進む中で、ハンセン病の歴史や記憶をどのように伝えていくかが課題となっています。

(観客は―)
「まだ胸がいっぱいで何ていう感情かもよく分かっていないんですけど、とてもよかったです」

(入所者は―)
「外の方からも50人来てくれて、にぎやかに久しぶりにコンサートが聴けて本当によかった」

(歌手/沢知恵さん)
「療養所としての役割を終えても、私はこのコンサートを続けたいと思うようになった。それがいよいよ迫ってきています。この島を残していきたい、そんな決意です」

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