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香川県議会の海外視察が「高すぎる」 公費の支出差し止め求め市民団体が住民監査請求

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 香川県議会議員がブラジルなどを訪問する費用が「高すぎる」として、「市民オンブズ香川」が県に対して公費の支出の差し止めを求める住民監査請求をしました。
 28日は香川県庁の監査委員事務局を訪れ書類を提出しました。

 差し止めを求めているのは、香川県議が知事に同行して、11月に10日間の日程でブラジル・パラグアイ・アメリカを訪れる海外派遣の費用です。計画書では香川県議8人分の費用は約2100万円で1人あたり約263万円です。

 住民監査請求では、1人当たりの費用が、香川県議会が2017年に制定した「議員の海外派遣取扱要領」で定めた「旅費1人当たり100万円程度」の2.6倍となっていて、議会の裁量権の逸脱であり違法だとしています。
 監査委員は、60日以内に請求内容を監査します。

(市民オンブズ香川/渡辺智子 事務局長)
「本当に(県民の)皆さんお怒りです。これは県民の声を聞かなきゃと思って(海外派遣を)止めてくだされば一番いいわけなので私たちとしてはまず差し止めをしました。知事1人が行けば、県民の代表として1人行けば十分だと思います」

 この海外派遣を巡っては、参加予定だった議員1人が辞退しています。

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