香川県教育委員会は、ICT(情報通信技術)の活用で学校教育を充実させるため、「香川県学校教育情報化推進計画」の策定を目指しています。
29日は策定に向けた委員会が開かれ、小・中・高校の校長会、PTAの代表らが出席、計画の素案についてそれぞれの立場から意見を出し合いました。
素案では、「ICTを適切かつ効果的に活用し デジタル社会を主体的に生きる人づくり」を基本理念に、教職員の指導力向上や環境整備など、4つの方針を掲げています。
委員会では、教員が「教える道具」としてICTの活用は進んでいるものの、「学びの道具」としての活用は進んでいないなどの課題が挙げられました。
2023年11月に委員会の最終の会合を開き、年内に計画を策定する予定です。