岡山市の岡山芸術創造劇場ハレノワで9月1日のグランドオープンを前にオペラの稽古が公開されました。
稽古に臨んだのは、ハレノワのこけら落とし公演となるオペラ「メデア」に出演するオーケストラと歌手ら約90人です。
国際的に活躍する指揮者の園田隆一郎さんや主演の岡田昌子さんらが歌い出すタイミングなどを確認しました。
「メデア」はギリシア悲劇をもとにしたオペラで、夫に裏切られた王女の壮絶な復讐劇です。
本番の会場となる大劇場は照明などの準備をしているため、稽古は中劇場で行われました。
オーケストラと歌手が一緒に練習するのは8月30日が初めて。それでも伸びやかな歌声と壮大な演奏が組み合わさり、心地のいい音が響き渡りました。
(岡山芸術創造劇場ハレノワ/渡辺弘 プロデューサー)
「『ついにここまできたのか』というのが正直なところ。お客様が入って初めてスタートですので何が起こるかは分かりませんけども、岡山の方たちは温かく迎えていただけるんじゃないかなと」
岡山の新たな文化芸術の発信拠点を目指す岡山芸術創造劇場ハレノワは9月1日、グランドオープンを迎えます。