ECサイトの運用をまるっとおまかせできる便利なネットショップの実証実験を岡山県津山市が始めます。地元特産品の販路を全国に拡大するのが狙いです。
津山市の外郭団体、つやま産業支援センターと、ネットショップの運営サービスを提供している東京のIRISデータラボが21日、連携協定を結びました。
IRISデータラボによりますと、LINEを活用した「完全おまかせEC」の仕組みを使えば、ネットに不慣れな生産者や事業者でも商品登録や在庫管理などがシステム化されたECショップを開設できます。
生産者は売りたい商品を決め、値段を付けて写真を送れば簡単にネットで商品を販売できるということです。注文が入れば発送するだけです。
つやま産業支援センターではブドウやお酒といった地元の特産品の販路を全国に拡大したいとしていて、早ければ今週中にも実証実験をスタートし、2023年度末まで行う予定です。
(IRISデータラボ/井上晋助 取締役)
「自分たちの産品をそのままお任せすれば勝手に売れていくみたいなとこですね。それが実現できるところがメリットかなと思います」
(つやま産業支援センター/桒村功士 センター長)
「津山の産品が売れる、津山の知名度が上がる、津山の経済が活性化する。やっぱりこういうことを非常に期待しております」