さぬき市のガソリンスタンドで南海トラフ地震を想定した訓練が行われ、さぬき市や東かがわ市などのガソリンスタンドの従業員が緊急車両に給油するための手順を確認しました。
この訓練は、災害でガソリンスタンドが停電しても消防車やパトカーなどの緊急車両に給油できるよう、香川県石油商業組合が2017年から毎年場所を変えながら行っています。東讃地域での実施は初めてです。
停電時の給油で必要となるのが自家発電機です。参加者は自家発電機を稼働させて給油するまでの手順を確認していました。
今回訓練が行われたさぬき市のガソリンスタンドでは週に1回程度、発電機が正常に動くか確認を行っているということです。
(香川県石油商業組合/国東宣之 理事長)
「ガソリンっていうのはまだまだ地域に欠かせないエネルギーだということは改めて認識している。生活のために供給するということが我々の使命だと思っている」