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小学生が中野武営を紹介する漫画を制作 県立ミュージアムに寄贈 香川

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 明治から大正にかけて政財界で活躍し、「香川県独立の父」と言われる中野武営を紹介する漫画を、高松市の小学生が制作し、県立ミュージアムに寄贈しました。

 漫画を制作したのは高松市立木太小学校の4年生です。15日、学校を訪れた香川県立ミュージアムの担当者に贈りました。

 児童たちは2022年10月から、社会科の授業で学んだ中野武営の功績を広く知ってもらおうと、4コマ漫画の制作に取り組んできました。

 「BUYEIコミック」と題し、2冊にまとめられた漫画では、香川県の独立に尽力したことや、地元の銀行や電力会社の設立にも関わったことなどが描かれています。

(児童は―)
「香川を発展させるために、いろいろなことをしていたことが、漫画を描いて分かった」
「勇気のある行動で、素晴らしいと思った」
「皆に中野武営のことを知ってもらいたいと思って描きました」

(香川県立ミュージアム/野村美紀 学芸課長)
「中野武営のことを考えて漫画にまとめてくれたことに、非常に驚いてるし、うれしく思っています」

 県立ミュージアムでは、館内に置いて来館者に見てもらえるようにしたいとしています。

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