香川県の池田知事と高松市の大西市長が会談し、「黒松盆栽」のアメリカ輸出解禁へ向け協力することを話し合いました。
香川県と高松市が2007年から毎年行っているトップ会談です。
(香川県/池田豊人 知事)
「北米への(輸出解禁の)働きかけも一緒に取り組んでいただければと思っています」
(高松市/大西秀人 市長)
「県と共に輸出解禁に向けた後押しをしてまいりたいと」
高松市の鬼無・国分寺地区は、松盆栽の生産量が全国シェアの8割を占めています。
黒松盆栽を巡っては、EUへの輸出が2020年10月に解禁されましたが、アメリカへの輸出は病害虫に対する懸念から禁止されています。
香川県と高松市は、世界的な盆栽需要の高まりから、黒松盆栽のアメリカへの輸出解禁を国に働きかけることなどを合意しました。
また、「サンポート高松周辺の遊歩道化」など合わせて7つの項目について意見を交わしました。