いわゆる「2024年問題」を受けて、高松市は11月、路線バスの運行本数を4割ほど削減する再編方針を示しました。5日の会見で、大西市長は定例会見で理解と協力を求めました。
(高松市/大西秀人 市長)
「市民の皆様、自動車等を運転できない高齢者の皆様方には、移動手段の確保が重要な課題となるなかで、大変ご不便をおかけするので非常に申し訳ない」
2024年4月から運転手の時間外労働の規制が強化されることなどから、高松市は11月の法定協議会で、運行本数を約4割減らす再編案を示しました。
減便の影響を減らすため、高松市は、コミュニティバスの運行支援や、タクシー助成券の交付による移動支援などにより、日常生活に必要な最低限度の移動手段を確保していきたいとしています。