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“練習場所がない”新体操部などへの影響懸念…井原市が代替地の確保断念 岡山県に井原高校南校地の借用延長求める

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 岡山県立井原高校・男子新体操部などの練習拠点となっていた南校地が、高校再編に伴い2022年度末に閉鎖されました。井原市は、南校地を県に無償で借りつつ、2024年度以降の練習場所の確保を目指していましたが、これを断念する方針を明らかにしました。

 体育館や武道館などがある井原高校の南校地は男子新体操部や地元の新体操クラブなどの練習場所でした。閉鎖後の2023年度は、井原市が土地を所有する岡山県から無償で借りたため、施設を使用できていますが、期限は2023年度いっぱいとなっています。

 井原市は2023年度、代わりの施設として市内8つの体育館を候補として検討しましたが、「天井の高さが足りない」「他の利用者との調整が難しい」という理由から確保を断念。そして南校地を2024年度も県から借りる方針を決めました。

 市によると、県は南校地全体の活用方法や今後のスケジュールを示すことを借用の条件にしているということです。

 井原高校の男子新体操部は、2023年のインターハイで2年ぶり7度目の団体優勝を果たすなど、全国トップレベルの成績を収めていて、井原市は「新体操のまち」を掲げ、地域をあげて選手の育成に取り組んでいました。

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