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手術なしの性別変更求め トランスジェンダー当事者が裁判所に再び申し立て「強い希望を持って」 岡山家裁津山支部

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 岡山県新庄村に住むトランスジェンダーの当事者が、手術なしでの性別変更を求めて、裁判所に申し立てました。

 岡山家庭裁判所津山支部に戸籍上の性別変更を申し立てたのは、岡山県新庄村に住むトランスジェンダーの臼井崇来人さん(50)です。

 現在の性同一性障害特例法では、性別変更を認める要件として、性別適合手術が必要としていますが、臼井さんは手術を受けずに戸籍上の性別を女性から男性に変更したいと望んでいます。

 2016年に臼井さんは今回と同様の申し立てをしましたが、最高裁は2019年に「合憲」と判断しました。

 しかし、2023年10月、別の裁判で最高裁が、特例法の規定は「違憲」だとする判決を下したことを受け、臼井さんは再び申し立てることを決めたということです。

(臼井崇来人さん)
「時代の流れ的に、この前の最高裁だったりとか家裁の判断とかもあったので、今回申し立てをしても、多分、前に進むんじゃないかと強い希望を持って提出してまいりました」

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