岡山県の高校生らが、県議会議員の役割を体験する模擬議会が開かれました。
高校生らに政治や選挙に興味を持ってもらおうと、岡山県議会などが主催した「高校生議会」。19日は17の学校から約70人が参加し、「議員」として「県の担当者役の県議」に質問をしました。
(岡山御津高校の生徒)
「異常気象による近年の雨の降り方を考えれば、いつ水が道路を越えて御津地域を襲っても不思議ではありません。私たちを含め地域住民はとても不安に感じています。5年前のような浸水被害を将来再び起こさないために、減災に向けてどのような場所から河川整備を進めていくべきと考えますか」
(県の担当者役の県議)
「整備箇所の選定にあたっては、近年、家屋等の浸水被害が発生した緊急性の高い箇所から優先的に取り組むこととしており、河川全体の整備水準を段階的に高めるなど、効率的かつ計画的に整備を進めています」
このほか、私立高校の無償化や海外留学の促進など、30の質問が出ました。
(参加した高校生は―)
「この議会を通して、より興味を持って、主体的に考えて政治に向き合っていきたい」