全国の学童の子どもたちにフードロスについて考えてもらおうと、岡山県の高校生たちがオンラインで授業をしました。
岡山高校、清心女子高校、岡山一宮高校の生徒や卒業生たち13人が開いたのは「やめられない?とまらない?やめなきゃいけないフードロス!!」と題した無料オンラインイベントです。
2021年から毎年夏休みに開いていて、2023年で3回目です。
参加したのは全国9の学童クラブの児童約350人で、高校生が出題するクイズに答えるなどして食べ物の大切さを楽しく学びました。
農林水産省などの推計によると、2021年度の日本の食品ロスの量は約523万tです。これは、年間で1人当たり42kgの食べ物を廃棄している計算です。
イベントの最後に児童たちは「食べられる分だけ買う」「好き嫌いをなくして全部食べる」など、フードロスを減らすため自分にできることを画面越しに発表しました。