2023年に岡山県で発生した交通事故による死者は49人(前年比-25人)で、警察庁が全国の死者数をまとめ始めた1948年以降で2番目に少なくなりました。
特に大きく減ったのが自転車乗車中の事故の死者で、2023年は6人と前年の18人から3分の1になりました。
岡山県警によると、減少の要因として、歩行者優先を徹底するよう取り締まりを重点的に行ったことや、4月以降、自転車を運転するときにヘルメットを着用することが努力義務となったことなどを挙げています。
岡山県警は、今後も歩行者優先の呼び掛けや取り締まり、自転車を運転する際のヘルメット着用に向けた啓発活動を続けていくとしています。