帝国データバンク岡山支店が2023年10月までの2年間を対象に岡山県の企業3827社の後継者の決定状況などを分析しました。「後継者がいない」または「決まっていない」割合は全体の57.3%で、全国平均より3.4ポイント高くなっています。
業種別で最も後継者不在率が高いのは建設業(62.6%)で、次いで不動産業(60.9%)、サービス業(60.5%)となっています。
帝国データバンクは「後継者がみつからず、黒字経営の企業でも廃業せざるを得ないケースが増えている。地域の経済活動や雇用に与える悪影響が強まっている」としています。