海に関わる産業に興味を持ってもらおうという海洋教室が開かれ、小学生が船舶用エンジンの工場を見学しました。
海洋教室は四国運輸局などが開いたもので、小豆島町立池田小学校の4年生32人が、高松市の船舶用のエンジンメーカーマキタを訪れました。
マキタは全長100m~200mの貨物船向けエンジンのメーカーで、世界一のシェアを誇ります。
児童はエンジンの構成部品の中で、最も高価なクランク軸の加工場や、縦約6m・幅約5m・奥行約3mの大きな船のエンジンの性能測定を行っている所などを見学しました。
船舶用エンジンは3万点もの部品からなり、組み立てたときの微妙なズレが不具合につながることがあるため、受注から、約1年から1年半ほどかけて丁寧に作られているということです。
(児童は―)
「(エンジンは)最初はもっと小さいと思ったけど、現実で見たらめちゃくちゃ大きかったのがびっくりした」
「エンジンが大きかったのに、これが(工場で作るエンジンでは)一番小さいって聞いてびっくりした」