部活動の地域移行を進める香川県三豊市で、4つの中学校の野球部が合同で練習する実証事業が始まりました。
合同で練習したのは、詫間中学校など三豊市の4校の野球部です。4校の部員はそれぞれ10人ほどですが、27日は合わせて30人ほどで練習しました。
三豊市は、部員の人数不足を補ったり教員の負担を軽減したりするため、部活動の地域移行を推し進める「放課後改革」プロジェクトに2023年度から取り組んでいます。
(三豊市文化・スポーツ振興事業団/森誠さん)
「部活動の人数が足りないからどんどん選択肢が減っていくというのが一番つらいところで、合同部活動も取り入れながら、今までの部活も維持していく。今まで以上に選択肢を増やすきっかけにしようということで、さまざまな実証事業を行っています」
三豊市は今後も地域の指導者の確保などに努めたいとしています。