災害時のボランティアセンター設置に向け、行政や社会福祉協議会などが連携のコツなどを学ぶ訓練が高松市で行われました。
2023年から行われている訓練には、県職員や社会福祉協議会の職員ら約70人が出席しました。
災害ボランティアセンターは、災害時に被災地に設置され、被災者のニーズの把握やボランティアとのマッチングなどを行います。
香川県では、市や町の社会福祉協議会が中心となり運営します。2017年に多度津町で台風18号による大雨被害が出たときに設置されました。この時は多度津町役場の駐車場などに5日間設置され、延べ約270人のボランティアを受け入れました。
22日は、香川県内外でボランティアセンターに携わってきた人たちが講師となり、行政と社会福祉協議会、NPOなどが連携するために、日ごろから対等な関係を保つ必要性などを呼び掛けました。
(参加した県の社会福祉協議会の職員)
「社協だけでは、災害ボランティアセンターは職員が足りないということも多いので、いろんな方とネットワークを築いたり協定を結んだりして、ボランティアセンターが立ち上がるような体制を整えていくことが大切だと感じた」