新見市発注の指名競争入札を妨害したとして、市職員と建設会社の役員が逮捕された事件です。この建設会社は2025年度、最低制限価格と同じ額で6件落札していたことが分かりました。
官製談合防止法違反などの疑いで逮捕された新見市都市整備課の課長補佐の男(52)と新見市の建設会社西村工業の役員の男(53)は7日朝、岡山地方検察庁に身柄を送られました。
警察によりますと、職員の男は2025年5月、新見市の複合公共施設の指名競争入札で、役員の男に予定価格を伝えて落札させ、公正な入札を妨害した疑いが持たれています。
KSBが落札記録を調べたところ、2025年度、西村工業は建築工事や土木工事など6件で最低制限価格と同じ額で落札していました。事件となった建築工事は約1億円で落札されていて、6件のうちで最高額でした。
新見市によりますと、一般的に建築工事は土木工事などと比べ、最低制限価格を正確に算出することが難しいということです。
役員の男の妻と職員の男はいとこで、警察は、捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていません。
警察は以前から価格漏洩が繰り返されていたとみて捜査しています。