能登半島地震で避難所生活を送る被災者のむし歯や口内炎を防ごうと、岡山県歯科医師会が10日、石川県輪島市へ災害歯科支援チームを派遣しました。
岡山県内の歯科医師と歯科衛生士の4人が、11日と12日の2日間、避難所で口腔ケアやむし歯の応急処置を行います。
歯科医師会によりますと、避難生活によるストレスで口の中の衛生状態の悪化が懸念されています。口内環境が悪化すると肺炎などのリスクが高くなるということです。
水川正弘医師は「私たちはお口を通して皆さんの元気を取り戻す。命を守ることが重要な任務と思っています」と話しています。
岡山県歯科医師会は今後も要請に応じて、支援チームを派遣する予定です。