「糸」や「布」の魅力を伝えるアート展が善通寺市で開かれています。音楽やダンスを交えたパフォーマンスも行われています。
高松市のファッションデザイナー・平川めぐみさんによる個展です。
ポリエチレンテープや羊毛など身近な素材を紡いだり編んだりした作品を空間の中に点在させています。
また、さまざまなジャンルのアーティストたちの視点やエネルギーを通して糸や布の魅力を伝えようという即興パフォーマンスも行っています。
23日は香川県を中心に活動する電子音響ユニットやサーカスパフォーマーが参加。
ミシンの音など日常的なモチーフと融合させながら、その場限りのコラボレーションを披露しました。
(ファッションデザイナー/平川めぐみさん)
「使えるものがあったらいくらでもこの空間で遊んでみてくださいというのが今回の趣旨ではあるんですけど、実際、布とかは生活にもよくあるので、こういう見え方もあるんやという再発見ができればいいなと」
平川めぐみさんの個展「環」は善通寺市の灸まん美術館ギャラリーで2月26日まで開かれています。