3月2日と3日、香川県宇多津町で、歴史ある街並みを生かしたひな祭りのイベントが開かれます。1日はその準備が行われました。
2日と3日、香川県宇多津町で行われる「うたづの町家とおひなさん」。江戸時代から昭和初期にかけての町家が残るエリア「古街」を中心に、さまざまなひな人形が並びます。
歴史あふれるお屋敷にもたくさんの人形が。
(野口真菜リポート)
「こちらの作品は、人形も道具もすべて和紙で作られています。温かみがあって繊細ですね。今にも動き出しそうです」
これらの作品は、和紙人形作家の孝寿富行さんが手掛けたものです。50年以上前から、ひな人形や源氏物語など日本の伝統を題材に華やかな美しさを表現しています。
2日と3日のイベントでは、60軒余りの住宅や店舗にひな人形が飾られ、ワークショップなども楽しめます。
(うたづの町家とおひなさん実行委員会/大岩本洋子 会長)
「各家庭の大事なお雛様を飾っています。いろんなお顔を見ながら楽しんでいただけたらなと思います」