岡山県備前市は4月に小学生になる新1年生に、アウトドアメーカーが製造する通学用のリュックサックを贈りました。
(記者リポート)
「こちらのバッグ、2つのファスナーを同時に開け閉めできます。中の教科書が取り出しやすくなっています」
こちらは大阪市に本社がある大手アウトドアメーカー・モンベルが製造する通学用のリュック「わんパック 14」です。素材には、耐久性があり水濡れにも強い強度のあるナイロンの生地が使われています。モンベルの直営店などで販売されていて、価格は1万4850円です。
5日、備前市の伊部認定こども園で贈呈式が行われ、吉村武司市長が園児約20人にリュックを手渡しました。
備前市では4月、191人が小学1年生になる予定で、市は、希望した全員にリュックを無償で贈るか、同じ金額分の地域ポイントが付与されたカードを渡します。98人がリュックを希望しているということです。(5日時点)
(備前市 教育総務課/竹林伊久磨 課長)
「年々、ランドセルの購入単価が上がっていると報道等で聞いておりますので、そういったところの負担軽減を目指しております」
(園児は―)
「持ちやすくて軽いから、歩き方も楽ちんになるのがすごいうれしい」
「(Q.触ったらどんな感じ?)気持ちいい」