香川県と高知県の知事会議が行われ、大規模災害への対策や交通ネットワークの整備促進、人口減少対策などでの連携を確認しました。
香川県と高知県の知事が共通する政策課題について話し合うのは今回で8回目です。
7日は香川県の池田豊人知事と高知県の濱田省司知事が南海トラフ地震への対策や四国の高速道路ネットワークの整備促進などについて意見交換しました。
防災対策では2025年度が最終年度となる国の「国土強靭化実施中期計画」を1年前倒しして新しい5カ年計画へ切り替えるよう連携して国に求めることで一致しました。
また災害時の緊急輸送路としても期待できる四国4県を結ぶ高速道路「8の字ネットワーク」の早期完成に向けて協力して国に要望することも確認しました。
一方、濱田知事からは人口減少対策について大都市圏の機能を地方に移転することや地方大学の定員増などを盛り込んだ国への提言への賛同を求められ、池田知事はこれに賛成の意思を示しました。
(香川県/池田豊人 知事)
「共通する部分が多い。直接、生の声でお考えをお聞きして懇談できる、大きな意義であると思う」