航空機の火災事故などに対応できる最新の化学消防車が高松空港に配備されました。
(記者リポート)
「こちらの消防車、約1万Lの水を搭載していて、飛行機の機体を覆うほどの水を放出することができます」
最新の空港用化学消防車はオーストリアの消防車両メーカー「ローゼンバウアー」社製です。老朽化した消防車の更新のため高松空港株式会社が配備しました。
現場にいちはやく到着するため、30秒ほどで時速80kmに加速できます。また時速20kmから30kmで走行しながら1分間に最大で5200Lを放水することができます。
放水は最大で90m先まで届きます。
1カ月間試験運転し、運用を開始する予定です。
(高松空港/小幡義樹 社長)
「全体としての空港消防の水準を保てるように、これからも定期的に他の車の入れ替えなども検討していきたい」