夏の高校野球の話題です。香川大会からは観音寺総合を紹介します。小・中・高と一緒に野球をプレーしてきた2人の幼なじみが最後の夏に向け頑張っています。
観音寺総合のキャプテン霜尾琉偉。ピッチャーを務める西岡大貴。
2人は大阪出身で幼稚園からの幼なじみ。野球も小学生の時からずっと一緒に打ち込んできました。
(観音寺総合/霜尾琉偉 主将 [3年])
「僕が始めたのは小学4年生くらいの頃で、西岡が野球をやっていてキャッチボールとか誘ってくれたりしていて、それで自分も野球をやりたいと思って始めました」
大阪に住んでいた時は、同じマンションだった2人。所属するクラブチーム以外でも一緒に練習に励んだそうです。
(観音寺総合/霜尾琉偉 主将)
「小学生の頃は夜の8時くらいに集合して一緒に素振りはしていました」
野球に打ち込んできた2人は、甲子園を目指すため大阪を離れることを決意。進路の決め手になったのは、お互いの存在でした。
(観音寺総合/西岡大貴 選手 [3年])
「霜尾もそこ(観音寺総合)に行こうかなみたいな話はしていたので、じゃあ自分も霜尾に付いていこうかなと思って来ました」
(観音寺総合/霜尾琉偉 主将)
「(西岡選手が)おるんだったら安心出来るよね、みたいな感じは少しありました」
そんな2人はチーム内でも特に仲が良く……。
(観音寺総合/霜尾琉偉 主将)
「(Q.お互いなんて呼び合う?)僕は『はる』って呼んでいます」
(観音寺総合/西岡大貴 選手)
「ずっと『オコエ』というふうに(笑)。オコエ瑠偉のオコエです」
(観音寺総合/土井裕介 監督)
「いつも一緒に練習したり朝は早く起きたりそういうふうにやっているなと、『いいな』と思って見ています」
夢の舞台を目指して……練習でも試合でもお互い支え合ってきました。ただ、2人は2025年から別の進路に進みます。
(観音寺総合/西岡大貴 選手)
「大学で野球を続けようと思っています」
(観音寺総合/霜尾琉偉 主将)
「僕は就職の予定。車の製造関係の方に行こうかなと思っています」
ともに野球に打ち込むのも、この夏が最後。少しでも長く一緒にプレーするために、全力で戦い抜きます!
(観音寺総合/霜尾琉偉 主将)
「横見たら常に『はる』がいてくれたんで、一緒に常に野球をやってきて終わった後ってどうなるんだろうとか考えてしまうんですけど、ここまでやってきて一緒に甲子園に行きたいなって思います」
(観音寺総合/西岡大貴 選手)
「頼もしいキャプテンと一緒に甲子園に行って勝つという目的だけじゃなくて、お互いの大切な人はほぼ同じなので、その人とかに感動してもらえるようなプレーをしたいと思います」