夏休み中の子どもたちに香川県の特産、イリコについて知ってもらおうという講座が高松市で開かれました。
カタクチイワシをゆでて乾燥させたのが「イリコ」です。
高松市教育委員会が開いたイリコ講座には市内の小学生と保護者ら約30人が参加しました。
香川県は全国有数の産地ですが、特に観音寺市の伊吹島は漁場と加工場が近く、新鮮でおいしいイリコを生産しています。
ちりめんじゃこの中に混じった海の生き物、「チリメンモンスター」探しは全国で行われていますが、今回の講座ではイリコに混じって水揚げされた生き物を「イリコモンスター」と名づけ、子どもたちが観察しました。
中には大きさ8cmもあるイカやエビをはじめ、カマスやママカリなどたくさんのイリコモンスターがみつかりました。
イリコモンスター観察の後はイリコを解剖して内臓を取り出したり、イリコ飯を試食したりしました。