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日本被団協にノーベル平和賞 岡山県の団体は期待「プラスに働く」

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 2024年のノーベル平和賞に日本被団協、日本原水爆被害者団体協議会が選ばれました。岡山県原爆被爆者会の会長は核兵器廃絶に向けてプラスに働くのではないかと期待しています。

(岡山県原爆被爆者会/廣信靖之 会長)
「(Q.受賞の知らせはどこで?)家でテレビを見ていて発表があったのでびっくりしました。(Q.何が評価されての受賞になったと?)国連で演説したり原爆展をしたりですね、いろんなところの世界に訴えてきたことが初めて認められたんじゃないかなという思いがしております」

 日本被団協の理事で岡山県原爆被爆者会の会長、廣信靖之さん、80歳。1歳4カ月のとき、広島市の爆心地から約2kmの地点で母親と一緒に被爆しました。

 廣信さんはこれまでも核兵器の廃絶を訴えてきましたが、改めて、その決意を強くしたと話します。

(岡山県原爆被爆者会/廣信靖之 会長)
「(Q.原爆に対してどのような思いを?)どう言いますかね、やっぱり怖いもんだという思いがありますからね、非人道的な兵器ですから、これからもぜひ世界に使わないように訴えていかなければいけないと思いはしておりますね」

「(Q.新しい政府に望んでいることは?)それはあくまでもやっぱり核兵器禁止条約に政策転換して、署名、批准をして先頭に立っていただきたいという思いが一番強いですね」

「ノーベル平和賞を受賞したことにより、いろんな訴えが通りやすくなるかなという思いはしておりますよね。これからも若い世代に特に訴えていかなければいけないんだなという思いが強いですね」

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