中学女子ソフトボールの都道府県対抗で日本一に輝いた岡山県選抜。キャプテンの赤木未来さんは、誰よりもストイックにソフトボールと向き合っています。
岡山市を拠点に活動する中学生女子ソフトボールチーム「岡山エンゼルス」の赤木未来さん。
50m走は6.6秒。俊足を生かしたプレーと勝負強いバッティングでチームを引っ張っています。遠投は53m。強肩を生かしたサードの守備でも存在感を放っています。
(御津中学校3年/赤木未来さん[14])
「走りでもバッティングでも誰にも負けたくない。自分に対しても人に対してもストイックで努力家と思っている」
赤木さんは2026年3月、岡山県選抜チームのキャプテンとして都道府県対抗全日本中学生女子大会に出場。
1番バッターとして6試合で7つの盗塁を決めるなど、チームをけん引し、岡山県勢として初の全国制覇に貢献しました。さらに大会のMVPにも輝きました。
(赤木未来さん)
「チームのために頑張った結果がMVPだったのでそこはとてもうれしい。優勝した時はすごくうれしく、今まで自分がやってきたことが報われたと思った」
4姉妹の次女の赤木さん。4つ上の姉の影響で小学1年生の時にソフトボールを始めました。
その頃から支え続けているのが父、正悟さん(49)です。正悟さんは玉野光南高校でピッチャーとして活躍した元高校球児です。
(父・正悟さん)
「『お父さん見て』と言われたら、見ながら『こういうところ直さないと』と言いながらやっている」
(赤木未来さん)
「コーチの方は自分に優しくやんわり教えてくれるが、お父さんは厳しい分、的確に自分の良くないところを指導してくれる」
父の教えを胸に、赤木さんは努力を惜しみません。休日のチーム練習に加え、平日はチームメートとの自主練や自宅でのトレーニングなど、ほぼ毎日練習に励んでいます。
(赤木未来さん)
「(自宅で)素振りはだいたい1時間くらいしている。もっとうまくなりたいとか、この振りでチームのために頑張ろうと思って振っている」
毎日の練習でできた手のマメ。中学1年生のころから消えたことがないそうです。
(赤木未来さん)
「これもう中1になってからずっとあります。(Q.自分ではどう思っている?)勲章だと思っています」
(岡山エンゼルス/豊田栄造さん)
「妥協しない選手で、何事にも一生懸命で、あまり口に出して言わないがすごいなと思う。努力のできる子」
その姿勢はチームメートや後輩たちにも大きな影響を与えています。
(岡山エンゼルス/桜田紅葉さん[中2])
「自分が3年生になったら未来さんみたいな3年生になりたい。プレーとプレーじゃない時の切り替えがはっきりしていて、自分がダメなところはしっかり言ってくれる」
(赤木未来さん)
「自分もダメダメだが、言えるところは言っている」
努力を積み重ね、都道府県対抗では日本一に輝いた赤木さん。その目はすでに次の目標へ向いています。
(赤木未来さん)
「岡山エンゼルスでも全国制覇と団結力を高めたい。(Q.ソフトボールはどんな存在?)自分の人生そのものであり、一番自分として生きていける場所。みんなから憧れられていつでも自分の力を発揮できる選手になりたい」
(2026年5月12日放送「News Park KSB」より)